軽井沢の夜

うちの周りは別荘ばかりなので、周りが来ていない時、夜は真っ暗です。

日が暮れたら歩く人は皆無、ごくたまに周りの別荘の人の車が来るだけ。

冬は木の葉が落ちているので近くの定住の家の灯が見えてホッとします。

音もしません。

昼間でも鳥の鳴き声以外はあまり聞こえないのですが、夜は一切の音がなく、「シーン」て音がしそうでした。(耳鳴り?)

だったらよく眠れそうですが、私はそうでもありませんでした。

最初の頃は家にも寝具にも慣れなくて、音がしないのも真っ暗なのもちょっと怖くて、あまり眠れませんでした。

1年経った最近、やっと静かで眠りが深いと感じるようになりました。

これはとても心地よいです。

 でも、東京のマンションに戻ると、夏になると夜中外でたまって喋る若者、休みの日の深夜にご帰宅ファミリーの小さい子供の鳴き声がちょっと嬉しかったりします。

 日が暮れて真っ暗になっても、うちの前の道路にご帰宅の人や自転車がたくさん行き交っているのを見ると、軽井沢の夜との違いに違和感を感じつつも、ほっとします。

昔の人が真っ暗闇に妖怪の気配を感じたのがとても分かります。

電気のない時代、夜はほんとに恐かっただろうな。

そういえば軽井沢ってよく停電するんだよな。。。

老後はここに住もうと計画していますが、それまでに暗闇に慣れるかな!