ディズニーシーでデジタル化を考える

平日にだんなとディズニーシーに行ってきました。

数年前フロリダのディズニーワールドに行き、ディズニーはおなか一杯になったので日本のディズニーには久しぶりでした。

その時乗ったソアリンに感動して、日本にできたらいいのにと思っていました。

そのソアリンに乗るためにシーに行きました。

 

久しぶりに行ってびっくり!入園時に渡されていた紙のマップがなくなっている!

多分言えばくれるのでしょうけど、スマホのアプリで見なくてはならくなっているんですね。

若い人は全然違和感ないんだろうけど、正直40代の私は慣れるのに少しかかりました。

アトラクションの位置はわかるけど、レストランやショップを見たいとき、バッと広げて見れる紙になれてると、見にくい、、、わかりにくい。。。

アイパッドが必要だ!と一通りだんなに愚痴りました。

大体わかっているところならスマホ画面の地図でもなんとかなりますが、初めての場所だとスマホは小さくて無理だなあ、と思いました。

ファストパスもなくなり、代わりにスタンバイパスなるものになっていました。

人気アトラクションはスタンバイパスをとらないと乗れない、列に並んで乗る手段がなくなりました。

シーではソアリンとトイストーリーマニアでした。

トイストーリーマニアは夜は列に並んで乗れたようですが、大人気のソアリンは一日中スタンバイパスのみだったようです。

うちは閉園間際のパスが取れました。

スタンバイパスはアプリで取るのですが、係の人に言えば紙のパスも発行してくれるとネットには書いてありました。

でも紙のパスを持ってる人は一回も見ませんでした。

コロナで一気にDXが進んでびっくりしました。

最初は、スマホが使えないお年寄りはもうディズニーこれない?ディズニー思い切ったな!と思いましたが、救済措置があってホッとしました。

パークチケットも、スタンバイパスも、ショー等の抽選も、そしてお店の支払いも(PayPayなどで)、スマホだけで済んでしまう世界を初めて経験しました。(うちはお店の支払いはクレジットカードでしたが)

慣れればほんとに便利、だけどついていけない人たちは確実にいる。

今回はIT強者のだんなが教えてくれたので私もなんとかなりましたが、こういうのに弱い人は、初めてor久しぶりなところに行くときは事前に調べて、アプリが必要なら予習しないとかなり慌ててしまうと思いました。

これからこういうことが増えていくだろうから、私もだんなをあてにせず、対策をしていかないとならんと痛感しました。

そして日本全体のDXがこれから数年くらいで一気に進んでくれるとうれしいなあ。

40代のうちだったらまだ適応力もありそうだから。

中国は支払いがスマホのみのお店が増えて、お年寄りが買い物に困っているなんてちょっと前に読んだことがあるけど、日本だってこの先そうなるかもしれない。

70代くらいまでの人はデジタル化からはもう逃げられないんじゃないかと思います。

あきらめて苦労して順応するしかない。

コロナ前に、お年寄りがスーパーでPayPayを初めてレジで使うところに遭遇しました。

レジのお姉さんが幸いとても親切な人で丁寧に教えてあげて無事使えましたが、お姉さんも素敵だし、がんばって使ってみたお年寄りもすごいと思いました。

その時私はまだスマホ決済はやったことがなかったから余計に。。。

この先まだ何十年か生きる予定なので、新しいことが流行ったらがんばって人に聞いてでもついていこう、そのためには嫌がらずに教えてもらえるかわいい高齢者にならなくては、と改めて思いました。

 

それから、シーのソアリンはすごい人気でスタンバイパスとるのも一苦労ですが、とにかく素晴らしいので試してみる価値ありです。

アトラクションが終わったあと、自然にみんなが拍手をしました。

ショー以外で拍手が沸き起こるアトラクションなんて初めて見ました。

一日に何度も乗れるようになったら何度でも並びたいです。